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コープオリンピア#4

1964年の東京オリンピック翌年に竣工したマンション「コープオリンピア」は、表参道沿いのビンテージマンションとして当時の姿をそのまま残しています。
そのコープオリンピアの住戸内をSOHOのためにリノベーションしました。
同スパンで規則的に配列している住戸ユニットを、ここでは2スパン改修。1スパンは仕事場、もう1スパンはプライベートなスペースとして明快に区分し、それぞれを行き来する扉は、来客が扉と気づかないようなデザインとすることで、オフィス側から見たとき、生活感を感じさせない工夫をしました。
窓からは明治神宮の緑と代々木体育館を望む景色のなか、室内へも、清々しい空の色や緑が取り込まれて連続していくようなイメージを大切に、壁面のデザインを決めていきました。
オフィスは午前中から清々しい気分になるよう爽やかな色合いに、プライベートな生活スペースは、夕方からリラックスして過ごせるよう優しい色合いにしています。色が与える心理的影響は、想像以上の効果でした。
#インテリアデザイン #設計・設計監理
Data
竣工(改修) 2009年3月
所在地 東京都渋谷区
用途 専用住宅
改修面積 56㎡(17坪)
構造 鉄筋コンクリート造 リノベーション
施工 有限会社 コヤノ建装

オフィス
窓辺から玄関まで、連続するオフィスの壁面

プライベートスペース
仕事以外の時間にリラックスできるよう優しい色合いに

キッチン壁面
キッチン壁面は寝室から開口部を介してお互いに見通せるめ、 寝室の紫色と相性の良い緑系の色味にした。

窓から望む緑
窓の外の空と緑が内部まで連続していくようなイメージを大切にした。

窓辺のカウンター
窓辺の形状に合わせてL型のカウンターを設置した。
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